別の本を読みました。クマについて。

今度は熊の被害にあった人々の治療に当たった医療者の経験から書かれた物です。
とても薄い本ですが、医療の専門書みたいな物で、写真も目元以外ははっきり載っていてショッキングな怪我もしっかり見ることができました。
以前読んだ『クマにあったらどうするか』は少し前までのことですが、今回の本は今現在の熊問題の本です。

ネットでは新聞テレビはあまり信用できないというコメントも見受けられますが、この熊のニュースでは嘘でないにしろ本当のことを伝えていないことが分かります。
「命に別状はありません。」
言葉の印象から感じるような軽微な怪我ではありません。
とんでもなく悲惨な怪我を負われています。
顔をえぐられていました。
もがれた鼻がくっついたのは救急隊員がきちんと回収して医療者が適切な治療を施したからこそです。
アナウンサーはそれを知っていてもこの言葉を使ったんでしょうか。
真実を伝える、状況を伝える、解説に受け答えできる知識を持っている人の言葉には思えません。
主はテレビを持っていないからこの言葉を聞いたのはラジオですが、こんな言葉を使うアナウンサーが伝える他のニュースに疑義を感じるようになりました。

この本によると熊が増えている、人里に下りて来るのは山の恵み(木の実など)があまりに少ない年であるとのこと。
つまり今年はそういうことなのかも知れませんね。

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